博多(はかた)とは、九州地方北部の筑前国、現在の福岡県福岡市の地域である。博多湾に面する港町・港湾都市で、博多津などとも呼ばれた。那珂川の東側に位置しており、中世より自治都市として栄えた商人の町である。江戸時代以降は黒田氏により那珂川の西側に築かれた城下町「福岡」と対をなす双子都市として栄えた。1889年の市政執行時に「福岡」と合併して福岡市が誕生した。