サリー・ワイル(Saly Weil 1897年 - 1976年)は、スイス出身の料理人。 横浜、ホテルニューグランドの初代総料理長として来日し、約20年間にわたり日本に本場ヨーロッパのレシピや技術を伝え、日本の西洋料理の発展に寄与した。スイスへ帰国してからは日本からの留学生の受け入れに尽力し、日本から留学した留学生達からは「スイス・パパ」と慕われた。ワイルがいなければ、日本の西洋料理界の発展は数十年遅れただろうとも評される。