佐伯 敏子(さいき としこ、1919年〈大正8年〉12月24日 - 2017年〈平成29年〉10月3日)は、日本の反核運動家。 広島市への原子爆弾投下による被爆者の1人。広島平和記念公園内で被爆者たちの遺骨を供養する原爆供養塔の清掃活動のボランティアを長年にわたって続けていたことから「原爆供養塔の守り人」「ヒロシマの大母さん(おおかあさん)」とも呼ばれる。反核運動・平和運動のための被爆証言活動にも挺身しており、その証言内容は平和教育の題材として広く活用されている。旧姓は茂曾路(もそろ)。広島市安佐郡緑井村(現・安佐南区緑井)出身。