労働協約(ろうどうきょうやく)とは、労働組合と使用者またはその団体と結ばれた労働条件などに関する取り決めのうち労働組合法(昭和24年6月1日法律第174号)に則って締結されたものをいう。 労働者及び使用者は、労働協約、就業規則及び労働契約を遵守し、誠実に各々その義務を履行しなければならず(労働基準法第2条)、労働協約は労働組合法第3章や労働基準法等の法令によってその作成手続、実体、効力等を規制される。 * 本項で労働組合法については以下では条数のみ記す。