イヴァン3世ヴァシーリエヴィチ(ロシア語: Иван III Васильевич, ラテン文字転写: Ivan III Vasilevich, 1440年1月22日 - 1505年10月27日)は、モスクワ大公(在位1462年 - 1505年)。大帝、暴帝とも言われる。 ヴァシーリー2世とセルプホフ公の孫娘であるボロフスクの公女マリヤ・ヤロスラヴナの長男。イヴァン大帝(Иван Великий)の異称で知られ、ルーシ北東部を「タタールのくびき」から解放し、モスクワ大公国の支配領域を東西に大きく広げて即位時から4倍増とし、強力な統一国家を建設した名君と評価される。