インターモーダルコンテナ(intermodal container)とは海上コンテナとも呼ばれる輸送コンテナであり、複数の輸送モード(船舶・鉄道・自動車)間を積荷の積み替えなしで輸送するインターモーダル輸送に適した設計がなされており、国際的に標準化されている。海上コンテナは、おもに材料や製品を効率的かつ安全に保管・輸送するために、国を超えたコンテナリゼーション貨物輸送システムとして、世界規模で使用されている。また海洋国内の限られた海上地域を利用して、本土と離島間で内航コンテナ輸送も行なわれており、これに対しての対義語は外航コンテナである。 詳細は「日本のコンテナ輸送#内航用コンテナ」を参照 国際的に流通している海上コンテナにはさまざまな規格サイズが存在するが、世界の9割以上はドライコンテナ(いわゆる汎用コンテナ)であり、耐久性のある密閉型スチールボックスで、横幅(間口)はほとんどが8 ft(フィート)である。一般的な高さは、8 ft6 in(インチ)(2.6 m(メートル))と、9 ft6 in(2.9 m)であり、後者は「ハイキューブ」または「ハイキューブコンテナ」として知られる。