下関市(しものせきし)は、山口県西部、本州最西端にある都市。山口県最大の都市であり、県内で唯一中核市及び中枢中核都市に指定されている。 古くから関門海峡に面する港湾都市、大陸への玄関口として栄えたこともあって、その人口規模は県庁所在地である山口市を凌ぎ、中国地方でも広島市、岡山市、倉敷市、福山市に次ぐ5番目である。また九州・山口地方では福岡市、北九州市、熊本市、鹿児島市、大分市、宮崎市、長崎市、那覇市、久留米市に次ぐ10番目である。関門橋や関門トンネル、新関門トンネルなどで対岸の福岡県北九州市と結ばれており、関門都市圏を形成している。 中心部の一部の下関港周辺は、古くは「赤間関」(あかまがせき、あかませき、あかまのせき)と呼ばれており(対岸の門司は「もじがせき」と呼ばれていた)、これを赤馬関(あかまがせき)とも書いたことから、これを略した「馬関」(ばかん)という別名も用いられた