鼠輸送(ねずみゆそう)とは、太平洋戦争中に大日本帝国海軍が行った駆逐艦による輸送作戦の、当時の軍内部での俗称。アメリカ軍に制空権を奪われた後、ガダルカナル島への増援部隊輸送・物資補給が低速の輸送船で行えなくなったために、高速の駆逐艦を利用して行った輸送方法を、前線部隊が揶揄して名付けた。 連合軍では、一列になって進む日本駆逐艦の姿から、東京急行(Tokyo Express)と呼んでいる。