雷電(らいでん)は、大東亜戦争(太平洋戦争、第二次世界大戦)後期に大日本帝国海軍が運用した局地戦闘機(乙戦)。はJ2M。 帝国陸軍の戦闘機とは異なり、「雷電」の名称は愛称ではなく制式名称であり、乙戦の場合は「雷」または「電」の字を含むことと定められていた。連合軍のコードネームはJack(ジャック)。 「軍用機の命名規則 (日本)#大日本帝国海軍」も参照 日中戦争(支那事変)の戦訓により陸上基地防空のため、速度、上昇力、火力を重視して開発されたが、初飛行後の不具合解消に手間取り実用化が遅れ、生産は縮小され生産数は比較的少数にとどまった。しかし南方や本土における防空戦闘に投入され、一定の戦果を挙げている。