ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ(ドイツ語: Walther von der Vogelweide, 1170年頃 - 1230年頃)は、ドイツの叙情詩の詩人。中世ドイツにおける質量とも他の追随を許さない第一の抒情詩人、「ミンネゼンガー」(ドイツ語: Minnesänger)。中高ドイツ語によって宮廷恋愛歌(ミンネザング)、教訓詩、格言詩、政治詩、挽歌、宗教詩と多分野にわたって傑作を生みだし、長く後世に大きな影響を与えた。ゴットフリート・フォン・シュトラースブルクは『トリスタンとイゾルデ』において「歌人の群れの旗手となるべき人」「頭領」と讃えている。