フラウエンロープ(Frauenlob)またはハインリヒ・フォン・マイセン(Heinrich von Meißen)(1250年-1260年頃 - 1318年)は、中世ドイツの詩人。詩文の才能に恵まれ広範な学識をもとに、時に晦渋ともなる魅力的な多くの詩歌を残し、後世の職匠歌人(マイスタージンガー)に絶大な影響を及ぼした詩人。当時の聖俗の王侯貴族のために各地で活躍した。彼の名「フラウエンロープ」とは「聖母への賛美」または「女性への賛美」という意味であろう。