ウズベク・ハン(Özbek Khan, タタール語: غياث الدين محمد اوزبك Ghiyāth al-Dīn Muḥammad Ūzbak、1282年 - 1342年)は、ジョチ・ウルスの第10代ハン(在位:1313年 - 1342年)。 ウズ・ベクとも書かれる『集史』によるとモンケ・テムル・ハンの十男で末子であったと思われるトグリルチャが父である。ジョチ家の王族としてはベルケ以来最もイスラームに帰依したことで知られている人物で、同時代のアラビア語資料などではスルターン・ムハンマド・ウーズベク・ハーンなどと称されている。