イルカ追い込み漁(イルカおいこみりょう、dolphin drive fishing, dolphin drive hunting)は、捕鯨の手法の一つで、クジラを対象とした追い込み漁である。いわゆるイルカと呼ばれるような小型の歯クジラに対して主に使われ、船と魚網で大海に至る抜け道を塞ぎ、入り江や浜辺に追い込んで捕獲する。「鯨類追い込み網漁」、「小型クジラの追い込み漁」などとも表現される。なお、日本などの古式捕鯨は、鯨の行先に網を仕掛け、勢子船で追い込む方法であるが区別し、また、本項目では、「小型鯨類の追い込み漁」又は単に「追い込み漁」、「漁」と記す。