サバニ(鱶舟)は、南西諸島で古くから使われていた漁船の名称である。数人と荷物を乗せられるサイズが多く、帆漕レースの出場ルールでは長さ4.5メートルから9メートル、幅1.5メートル以内と定めている。推進方法は「エーク」「ウェーク」と呼ばれる櫂、四角い帆(フー)、エンジンの3種類で、近年はエンジン推進が主流である。独特な形状をもつエークは漕ぐだけでなく、帆走時には舵としても使われる。戦後のエンジンの普及で、伝統的なサバニの帆漕技術は急激に失われつつある。 写真は、サバニにマストを立て、帆(フー)をかけた状態。下から7本の(帆桟=フーザン)が見える。左後方に伸びているのは手綱(ティエンナ)で、これで帆を制御する。 かつて糸満漁民が古くから使用し、沖縄諸島、先島諸島や奄美群島まで遠洋漁業の出稼ぎをしていた事が知られている。

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  • サバニ(鱶舟)は、南西諸島で古くから使われていた漁船の名称である。数人と荷物を乗せられるサイズが多く、帆漕レースの出場ルールでは長さ4.5メートルから9メートル、幅1.5メートル以内と定めている。推進方法は「エーク」「ウェーク」と呼ばれる櫂、四角い帆(フー)、エンジンの3種類で、近年はエンジン推進が主流である。独特な形状をもつエークは漕ぐだけでなく、帆走時には舵としても使われる。戦後のエンジンの普及で、伝統的なサバニの帆漕技術は急激に失われつつある。 写真は、サバニにマストを立て、帆(フー)をかけた状態。下から7本の(帆桟=フーザン)が見える。左後方に伸びているのは手綱(ティエンナ)で、これで帆を制御する。 かつて糸満漁民が古くから使用し、沖縄諸島、先島諸島や奄美群島まで遠洋漁業の出稼ぎをしていた事が知られている。 (ja)
  • サバニ(鱶舟)は、南西諸島で古くから使われていた漁船の名称である。数人と荷物を乗せられるサイズが多く、帆漕レースの出場ルールでは長さ4.5メートルから9メートル、幅1.5メートル以内と定めている。推進方法は「エーク」「ウェーク」と呼ばれる櫂、四角い帆(フー)、エンジンの3種類で、近年はエンジン推進が主流である。独特な形状をもつエークは漕ぐだけでなく、帆走時には舵としても使われる。戦後のエンジンの普及で、伝統的なサバニの帆漕技術は急激に失われつつある。 写真は、サバニにマストを立て、帆(フー)をかけた状態。下から7本の(帆桟=フーザン)が見える。左後方に伸びているのは手綱(ティエンナ)で、これで帆を制御する。 かつて糸満漁民が古くから使用し、沖縄諸島、先島諸島や奄美群島まで遠洋漁業の出稼ぎをしていた事が知られている。 (ja)
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  • サバニ(鱶舟)は、南西諸島で古くから使われていた漁船の名称である。数人と荷物を乗せられるサイズが多く、帆漕レースの出場ルールでは長さ4.5メートルから9メートル、幅1.5メートル以内と定めている。推進方法は「エーク」「ウェーク」と呼ばれる櫂、四角い帆(フー)、エンジンの3種類で、近年はエンジン推進が主流である。独特な形状をもつエークは漕ぐだけでなく、帆走時には舵としても使われる。戦後のエンジンの普及で、伝統的なサバニの帆漕技術は急激に失われつつある。 写真は、サバニにマストを立て、帆(フー)をかけた状態。下から7本の(帆桟=フーザン)が見える。左後方に伸びているのは手綱(ティエンナ)で、これで帆を制御する。 かつて糸満漁民が古くから使用し、沖縄諸島、先島諸島や奄美群島まで遠洋漁業の出稼ぎをしていた事が知られている。 (ja)
  • サバニ(鱶舟)は、南西諸島で古くから使われていた漁船の名称である。数人と荷物を乗せられるサイズが多く、帆漕レースの出場ルールでは長さ4.5メートルから9メートル、幅1.5メートル以内と定めている。推進方法は「エーク」「ウェーク」と呼ばれる櫂、四角い帆(フー)、エンジンの3種類で、近年はエンジン推進が主流である。独特な形状をもつエークは漕ぐだけでなく、帆走時には舵としても使われる。戦後のエンジンの普及で、伝統的なサバニの帆漕技術は急激に失われつつある。 写真は、サバニにマストを立て、帆(フー)をかけた状態。下から7本の(帆桟=フーザン)が見える。左後方に伸びているのは手綱(ティエンナ)で、これで帆を制御する。 かつて糸満漁民が古くから使用し、沖縄諸島、先島諸島や奄美群島まで遠洋漁業の出稼ぎをしていた事が知られている。 (ja)
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  • サバニ (ja)
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