『世界』(せかい)は、岩波書店が発行している総合雑誌である。1946年1月創刊。 論調は、創刊時は古典的自由主義であったが、同年4月末に岩波書店創業者である岩波茂雄死後は初代「世界」編集長であった吉野源三郎の意向により革新色を強め、1967年から1970年まで美濃部達吉都知事秘書を務め、東京都に朝鮮学校の認可をさせるなどした安江良介が編集部に戻り、翌1972年に編集長となると更に左傾化が強まり、反日本右派・反米・親中・親北といった親東側諸国の進歩的文化人・革新派の牙城の雑誌となった。 発行部数は不明だが、文藝春秋社『文藝春秋』(61万9000部)、中央公論新社『中央公論』(4万1000部) の2誌と比較して、「かなり少ない」と推定される。岩波書店は同業他社と異なり、買い切り制で売れ残りを仕入れ値と同額で出版社に返品出来ないために、岩波書店の書籍自体が岩波文庫の人気作品以外は置いていない本屋が増加傾向にある。更に、政治色が強く、購買層も限られるため、1996年時点でも単体では赤字かギリギリ黒字ラインと推定されている。

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  • 『世界』(せかい)は、岩波書店が発行している総合雑誌である。1946年1月創刊。 論調は、創刊時は古典的自由主義であったが、同年4月末に岩波書店創業者である岩波茂雄死後は初代「世界」編集長であった吉野源三郎の意向により革新色を強め、1967年から1970年まで美濃部達吉都知事秘書を務め、東京都に朝鮮学校の認可をさせるなどした安江良介が編集部に戻り、翌1972年に編集長となると更に左傾化が強まり、反日本右派・反米・親中・親北といった親東側諸国の進歩的文化人・革新派の牙城の雑誌となった。 発行部数は不明だが、文藝春秋社『文藝春秋』(61万9000部)、中央公論新社『中央公論』(4万1000部) の2誌と比較して、「かなり少ない」と推定される。岩波書店は同業他社と異なり、買い切り制で売れ残りを仕入れ値と同額で出版社に返品出来ないために、岩波書店の書籍自体が岩波文庫の人気作品以外は置いていない本屋が増加傾向にある。更に、政治色が強く、購買層も限られるため、1996年時点でも単体では赤字かギリギリ黒字ラインと推定されている。 (ja)
  • 『世界』(せかい)は、岩波書店が発行している総合雑誌である。1946年1月創刊。 論調は、創刊時は古典的自由主義であったが、同年4月末に岩波書店創業者である岩波茂雄死後は初代「世界」編集長であった吉野源三郎の意向により革新色を強め、1967年から1970年まで美濃部達吉都知事秘書を務め、東京都に朝鮮学校の認可をさせるなどした安江良介が編集部に戻り、翌1972年に編集長となると更に左傾化が強まり、反日本右派・反米・親中・親北といった親東側諸国の進歩的文化人・革新派の牙城の雑誌となった。 発行部数は不明だが、文藝春秋社『文藝春秋』(61万9000部)、中央公論新社『中央公論』(4万1000部) の2誌と比較して、「かなり少ない」と推定される。岩波書店は同業他社と異なり、買い切り制で売れ残りを仕入れ値と同額で出版社に返品出来ないために、岩波書店の書籍自体が岩波文庫の人気作品以外は置いていない本屋が増加傾向にある。更に、政治色が強く、購買層も限られるため、1996年時点でも単体では赤字かギリギリ黒字ラインと推定されている。 (ja)
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  • 『世界』(せかい)は、岩波書店が発行している総合雑誌である。1946年1月創刊。 論調は、創刊時は古典的自由主義であったが、同年4月末に岩波書店創業者である岩波茂雄死後は初代「世界」編集長であった吉野源三郎の意向により革新色を強め、1967年から1970年まで美濃部達吉都知事秘書を務め、東京都に朝鮮学校の認可をさせるなどした安江良介が編集部に戻り、翌1972年に編集長となると更に左傾化が強まり、反日本右派・反米・親中・親北といった親東側諸国の進歩的文化人・革新派の牙城の雑誌となった。 発行部数は不明だが、文藝春秋社『文藝春秋』(61万9000部)、中央公論新社『中央公論』(4万1000部) の2誌と比較して、「かなり少ない」と推定される。岩波書店は同業他社と異なり、買い切り制で売れ残りを仕入れ値と同額で出版社に返品出来ないために、岩波書店の書籍自体が岩波文庫の人気作品以外は置いていない本屋が増加傾向にある。更に、政治色が強く、購買層も限られるため、1996年時点でも単体では赤字かギリギリ黒字ラインと推定されている。 (ja)
  • 『世界』(せかい)は、岩波書店が発行している総合雑誌である。1946年1月創刊。 論調は、創刊時は古典的自由主義であったが、同年4月末に岩波書店創業者である岩波茂雄死後は初代「世界」編集長であった吉野源三郎の意向により革新色を強め、1967年から1970年まで美濃部達吉都知事秘書を務め、東京都に朝鮮学校の認可をさせるなどした安江良介が編集部に戻り、翌1972年に編集長となると更に左傾化が強まり、反日本右派・反米・親中・親北といった親東側諸国の進歩的文化人・革新派の牙城の雑誌となった。 発行部数は不明だが、文藝春秋社『文藝春秋』(61万9000部)、中央公論新社『中央公論』(4万1000部) の2誌と比較して、「かなり少ない」と推定される。岩波書店は同業他社と異なり、買い切り制で売れ残りを仕入れ値と同額で出版社に返品出来ないために、岩波書店の書籍自体が岩波文庫の人気作品以外は置いていない本屋が増加傾向にある。更に、政治色が強く、購買層も限られるため、1996年時点でも単体では赤字かギリギリ黒字ラインと推定されている。 (ja)
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