高大連携歴史教育研究会(こうだいれんけいれきしきょういくけんきゅうかい)は、高校や大学の教員らでつくる民間の研究会。2017年度告示の高校学習指導要領にあわせて、高校の歴史教科書に盛り込むべき基礎用語を教科書会社や入試関係者に提言する精選案を作成し、現在の世界史約3300語、日本史約3600語から各1600語まで削るべきだとして、「坂本龍馬」「吉田松陰」「武田信玄」「楠木正成」は削除すべきであるとする一方、「従軍慰安婦」「南京大虐殺」を採用したことが波紋を呼んでいる。