鵜来型海防艦(うくるがたかいぼうかん)は、大日本帝国海軍が太平洋戦争において運用した海防艦。主に船団護衛に用いられた。海軍省が定めた艦艇類別等級では御蔵型に含まれるが、基本計画番号はE20bと異なる。計画時は乙型に区分されたが、丙型海防艦・丁型海防艦の建造決定後は区分が甲型に変更された。1944年(昭和19年)から1945年(昭和20年)にかけて同型艦20隻が就役している。戦後、ネームシップ以下4隻が従来の艦名に丸を付けた定点観測船を経て、1954年から海上保安庁のおじか型巡視船として再就役した。