栗(くり)は、日本海軍の駆逐艦。樅型駆逐艦の4番艦である。大正年間製造の旧式艦ながら、戦時中の大半を上海根拠地隊に所属して過ごし、上海周辺の哨戒や船団護衛に従事した。姉妹艦21隻のうち、終戦まで駆逐艦籍のままで行動した数少ない艦として知られる。