八戸港(はちのへこう)は、青森県の太平洋側南部の八戸市にある港湾。港湾法上の重要港湾、港則法上の特定港に指定されている。港湾管理者は1958年(昭和33年)から青森県である。八戸港は河原木地区、八太郎地区、白銀地区(館鼻地区)、外港地区、市川地区の5地区から構成され、合計約619haが臨港地区に指定されている。八戸市の土地利用の約2.02%が臨港地区である。 青森県南部に位置する八戸港は、日本を代表する八戸漁港を有し、東北地方の中では宮城県仙台塩釜港の次ぐ工業港・国際貿易港で、青森県内最大規模の港湾である。2003年(平成15年)から総合静脈物流拠点港(リサイクルポート)に指定され、全国21ヵ所ある拠点の1つとなっている。また、定期旅客航路が1路線あり、北海道苫小牧港を1日4便、約9時間で結んでいる。