久米 (くめ)は、日本海軍の海防艦。普遍的には日振型海防艦の4番艦とされている。本艦を鵜来型海防艦に含める文献も存在するが、海軍省が定めた艦艇類別等級では御蔵型海防艦に分類されている。日立造船で建造され、1944年(昭和19年)9月25日に竣工した。11月中旬のヒ81船団護衛が初出撃となったが、同部隊の空母神鷹がアメリカ潜水艦スペードフィッシュに撃沈されると、生存者の救助をおこなった。船団護衛中の1945年(昭和20年)1月28日、スペードフィッシュの魚雷攻撃で沈没した。艦名は沖縄県の久米島にちなむ。