自傷行為(じしょうこうい、英: Self-harm, self-injury)は、意図的に自らの身体を傷つけたり、毒物を摂取したりすること。致死性が低い点で自殺とは異なる。リストカット、ライターやタバコで肌を焼く(根性焼き)、髪の毛を抜く、怪我をするまで壁を殴るなどの行為がある。また、OD(オーバードーズ)など薬を過剰に摂取するなどもある。虐待のトラウマや心理的虐待及び摂食障害、低い自尊心や完璧主義と正の相関関係があると考えられている。また抗うつ薬や、他の薬物などが自傷行為を引き起こすことが知られている。 支援においては、本人の気持ちに共感的に耳を傾け、信頼できる援助関係を維持していくことが大切である。その中で、自傷行為を引き起こしている背景要因を理解し、その背景要因に対して適切なアプローチをすることで、自傷行為を否定することなく本人を支えていく。