ペモリン(Pemoline) は、アンフェタミン類とは化学構造が異なるOxazolidine誘導体の精神刺激薬である。ドーパミンの放出を促進し再取り込みを阻害する。日本ではナルコレプシーや軽症うつ病などに適応がある。しかし、日本のうつ病のガイドラインでは使用は推奨されない。米国では肝臓障害による死亡を受け、2005年に販売を停止した。他の国でも販売を中止した。日本では商品名ベタナミンで販売される。処方箋医薬品である。 向精神薬に関する条約のスケジュールIVに指定されている。麻薬及び向精神薬取締法の第三種向精神薬である。