線型代数学において、n 本のベクトルが線型独立(せんけいどくりつ、英: linearly independent)または一次独立であるとは、それらのベクトルが張る空間が n 次元部分線形空間になることである。 線型独立であるベクトルたちは、何れも、零ベクトルでない。 具体的には、n 本のベクトル v1, …, vn が線型独立であるとは、 をスカラーとして、 が成り立つことである()。 線型独立でないことを線型従属(一次従属)という。