第一次バルカン戦争(だいいちじバルカンせんそう)は、1912年10月から1913年5月まで行われ、オスマン帝国に対するバルカン同盟(セルビア、モンテネグロ、ギリシャ、ブルガリア)の戦争である。バルカン連合軍は兵員数で劣勢で戦略的にも劣勢なオスマン軍に勝利し、迅速な成功を成し遂げた。戦争の結果、欧州に残るオスマン帝国の領地は殆ど連合軍の手中に収められた。続いてアルバニアの独立にも結び付いた。成功にもかかわらずブルガリアは和平とオスマンの脅威が去ったことで不満を持ち、まもなく第二次バルカン戦争を始め、今度は第一次バルカン戦争の連合軍と闘うことになった。