王殺し(おうごろし、英: regicide)は、政治的・宗教的理由によって自分が仕える王を殺害すること、あるいは殺した者をさす。 英語、フランス語などの「Regicide(レジサイド)」はラテン語の「王(rex)」と「殺害(cede)」の合成語が由来である。 下剋上などの忠義に反する行為であるため道徳的な非難を込めて国王弑逆(こくおうしいぎゃく/しぎゃく)、あるいは文意から省略できる場合、単に弑逆とも言う。 自分が仕える王を殺害すると言う事から、形式、実質や仮冒を問わず、王位請求者同士の誅殺、国家間の戦争による殺害とされる事案については、本項目の概念および記述には含まない事とする。また、禅譲、追放など殺害以外の手段による場合、生死不明の場合も同様とする。