森田 義之(もりた よしゆき、1948年 - )は、日本のイタリア美術史研究者。専門は、イタリアルネサンス美術史・都市史・技法史。イタリア・ルネサンス美術史全般(建築、彫刻、絵画、工芸)を、研究対象としている。特に、ルネサンス美術の舞台である都市に注目し、都市建設、パトロネージと芸術創造の関わりや、都市のなかでの芸術家の生きざまに関心を向けている。愛知県立芸術大学名誉教授。東京都出身。 代表的なルネサンス・パトロンであるメディチ家の歴史をたどった『メディチ家』(講談社現代新書)の著作がある。