『聖カタリナの神秘の結婚』(せいカタリナのしんぴのけっこん、伊: Matrimonio mistico di santa Caterina, 英: Mystic Marriage of Saint Catherine)は、イタリア、ルネサンス期のパルマ派の画家コレッジョが1518年から1520年頃に制作した絵画である。油彩。主題はアレクサンドリアの聖カタリナとキリストの神秘的な結婚である。いくつか知られているコレッジョの作例の1つで、小品ながら多くの複製が存在するため、帰属が疑問視されたこともある。ファルネーゼ家旧蔵の絵画であり、現在はファルネーゼ家のコレクションを基礎とするナポリのカポディモンテ美術館に所蔵されている。