国税(こくぜい)とは、税の最終負担者が直接間接を問わず、納税義務者を通じて国庫に納付する税金のこと。国税は、中央税ともいわれる。 なお国税通則法(第2条第1号)では「国税 国が課する税のうち関税、とん税及び特別とん税以外のものをいう」と定義している。これは徴税機関の相違等から関税等については国税通則法の対象としないためである。 また、日本政府の徴税担当部局である国税庁を指して国税と略称することがある。これに対し、徴税企画部局である主税局を指して主税と略する。