四夷(しい)あるいは夷狄(いてき)は、古代中国で中華に対して四方に居住していた異民族に対する総称(蔑称)である。四夷は漢民族(漢人)側から周辺の他民族への呼び名(蔑称)とするのが一般的だが、近年の研究(の遺伝子調査を含める)の結果、これまで考えられてきた漢民族の定義自体が名目上(中国的正統主義による考え)であった可能性が出てきている。