万東廟(マンドンミョ、朝鮮語: 만동묘)は、朝鮮にある中国明王朝皇帝の万暦帝と崇禎帝を祀る。現在の忠清北道槐山郡にあった。1703年完成。名称は、『荀子』の「其万折也必東,似志」による。すなわち、中国大陸の大河は、基本的に東に流れるが、黄河のように、河は曲がりくねりながら流れていく。しかし最終的には必ず東の海に入るので、それを朝鮮の明王朝に対する事大の誠意に譬えている。