大興安嶺山脈(だいこうあんれいさんみゃく、中国語簡体字:大兴安岭 Dàxīng'ānlǐng、満州語:ᠠᠮᠪᠡᡭᡞᠩᡤ᠇ᠠᡩᠠᠪᠠᡤᠠᠨ、転写:amba hinggan dabagan、モンゴル語:ᠶᠡᠭᠡᠬᠢᠩᠭᠠᠨᠲᠠᠪᠠᠭᠠ、キリル文字表記:Их Хянган дабаа、大ヒンガンとも)は満洲・内モンゴルの火山山脈である。南北約1,200kmの長さに延びており、南に行くに従い狭くなっていく。東の満洲と西のモンゴル高原を分かつ。 深い森に被われ、1200~1300mの標高を持つ山脈の最高峰は2,035mになる。 満洲とシベリアの移行地帯にあるダウール族が住まう地域である。その斜面の比較的豊かな牧草地は10世紀に遼を打ち立てた契丹人の発祥地である。