保安庁(ほあんちょう、英語: National Safety Agency)は、かつて存在した日本の行政機関。1952年(昭和27年)8月1日から1954年(昭和29年)6月30日まで置かれ、警察予備隊や海上警備隊などを統括するために創設された。防衛庁(現在の防衛省)の前身。 日本の平和と秩序を維持し、人命及び財産を保護するため、保安隊及び警備隊を管理・運営し、及びこれに関する事務を行い、あわせて海上における警備救難の事務を行うことを任務とした。