『三國志』(さんごくし)は、1985年12月10日に日本の光栄から発売されたPC-8801mk2SR用歴史シミュレーションゲーム。 同社の『三國志シリーズ』第1作目。中国の歴史小説である『三国志演義』を題材としており、同書に登場する各武将を操作して一国の君主となり中国全土を統一する事を目的としている。同社の『信長の野望シリーズ』とは異なり空白地の概念や配下の人物に関するシステムを有している事を特徴としている。 開発は光栄が行い、プロデューサーはシブサワ・コウ、音楽は後に同社の『信長の野望・全国版』(1986年)などを手掛ける菅野よう子が担当した。 PC-8801版の発売後、他の日本国産パソコン各機種に移植された他、アメリカ合衆国においても『Romance of the Three Kingdoms』のタイトルでAmigaやPC/AT互換機に移植され、1988年にはファミリーコンピュータに移植された。その他、スーパーファミコン用ソフト『スーパー三國志』(1994年)、セガサターンおよびPlayStation用ソフト『三國志リターンズ』(1997年)、携帯電話ゲーム『Mobile三國志』(2003年)、iOS用ソフト『三國志 TOUCH』(2009年)など様々な機種においてリメイク版が発売された。