ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦 (Classe Vittorio Veneto) あるいはリットリオ級戦艦 (Classe Littorio) は、イタリア王立海軍 (Regia Marina) の戦艦。将軍が設計を担当。前期2隻はワシントン海軍軍縮条約における代艦建造規定に基づき、後期2隻は純然たる増強分として建造された。 本級は1930年代にフランス海軍のダンケルク級戦艦、リシュリュー級戦艦への対抗として開発され、同型艦4隻が建造されたが、3隻のみ就役した。1番艦と2番艦は1940年から就役を開始した。その建造はムッソリーニの考える新ローマ帝国による地中海支配の一環であった。