“ルッツ”ヨハン・ ルートヴィヒ・グラーフ・シュヴェリン・フォン・クロージク(Johann Ludwig "Lutz" Graf Schwerin von Krosigk 、1887年8月22日 - 1977年3月4日)は、ドイツの政治家、貴族。 フランツ・フォン・パーペン、クルト・フォン・シュライヒャー、アドルフ・ヒトラーの3代の内閣において財務相を務めた。ヒトラー内閣の財務相時代にはユダヤ人を社会から排除する法律に携わった。第二次世界大戦最末期の1945年5月にはカール・デーニッツの臨時政府(フレンスブルク政府)で首相代行を務めた。戦後、戦犯容疑でニュルンベルク継続裁判の大臣裁判にかけられ、有罪判決を受けた。