カレーうどんは、うどんにカレー汁をかけた料理。明治時代に生まれた和洋折衷料理の一つであり、うどんやそばに洋風の種物を使用した始まりとされる。カレー汁は、出汁にカレー粉を加えたりカレールーを出汁でのばし、片栗粉でとろみをつけたものが用いられる。具材は特に決まったものはなく、牛肉や豚肉、鶏肉などの肉や、ニンジンやタマネギ、ジャガイモなどの野菜が使用される。 うどんの代わりにそばを使ったものを、カレーそばあるいはカレー南蛮と呼ぶが、カレーうどん・カレーそばとカレー南蛮は本来は別物であるとされる。本項ではその相違も含めて、カレーそばやカレー南蛮も合わせて解説する。