山の手(やまのて)とは、低地にある下町に対して、高台にある地域を指す言葉である。山手(やまて)とも。 低地に向かって、多数の谷の浸食を受けた台地が入り込んだ地形の地域を指す言葉である。手の形に似た台地であるためという俗説があるが誤りで、「手」は方向を表す(上手―かみて・下手―しもてと同じ)。山側(山の方向)にあたる台地を山の手という。