カルケドン派(英語: Chalcedonian Christianity)は、451年のカルケドン公会議(第四全地公会議)で採択されたカルケドン信条のキリスト論・教会論を奉ずるキリスト教の教派。イエス・キリストが神性との両方を有するとする両性説をとる。現代のカトリック教会、東方正教会(ギリシャ正教、カルケドン派正教会)、聖公会、プロテスタントなどの大多数のキリスト教教派はカルケドン派を引き継いでいるが、初期の5世紀から8世紀にかけてのカルケドン派の優勢確立の過程は不明な点もある。