2017年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)優勝決定戦の第113回ワールドシリーズ(英語: 113th World Series)は、10月24日から11月1日にかけて計7試合が開催された。その結果、ヒューストン・アストロズ(アメリカンリーグ)がロサンゼルス・ドジャース(ナショナルリーグ)を4勝3敗で下し、球団創設56年目で初の優勝を果たした。 レギュラーシーズンで100勝以上を挙げた球団どうしがワールドシリーズで対戦するのは、1970年以来47年ぶり8度目。今シリーズは本塁打が特に多く、両チーム合わせてのシリーズ本塁打数(25)や1チームのシリーズ本塁打数(アストロズ=15)、両チーム合わせての1試合本塁打数(第2戦=8)など、複数の記録が塗り替えられた。シリーズMVPには、個人としてシリーズ史上最多タイの5本塁打を放ち、打率.379・7打点・OPS 1.471という成績を残した、アストロズのジョージ・スプリンガーが選出された。