コペンハーゲン空港(コペンハーゲンくうこう、デンマーク語: Københavns Lufthavn, Kastrup、英: Copenhagen Airport)は、デンマーク王国の首都コペンハーゲン近郊の町にある空港。コペンハーゲンの中心部からは南東に8キロメートル、アマー島内に位置する。 もともとは所在地の地名から空港と名付けられた。同じくコペンハーゲン郊外にあるロスキレ空港(Københavns Lufthavn, Roskilde)と区別するために、現在でもカストルプ空港と呼ばれることが多い。 コペンハーゲン周辺や対岸スウェーデンのマルメなどを含むエーレスン地域へのアクセス空港であるとともに、ヨーロッパのハブ空港の1つである。2019年の旅客数は約3025万人で、北欧諸国の空港で1位、ヨーロッパ内でも17位だった。その大多数は国際線の利用者である。 スウェーデンのストックホルム-アーランダ空港やノルウェーのオスロ空港と並んで、スカンジナビア航空(SAS)の拠点空港であり、長距離国際線の大部分はコペンハーゲン発着となっている。日本へも東京国際空港への直行便が就航している。