FACOM(ファコム)は、富士通が自社製コンピュータに使用していた商標。“Fujitsu Automatic COMputer”から(1967年の商号変更以前は "Fuji")。1990年5月に「FACOM」ブランドが「FUJITSU」に変更されるまで主要なコンピュータのブランド名に使われた。 アメリカ合衆国ではフェイカムと発音されるが、それは「ファコム」と発音すると、英語の "Fuck'em (them)" に似てしまうから、とも言われている。 FACOMは、池田敏雄 (1970年〜1974年に役員、死後に専務)、山本卓眞(1981年〜1990年に社長)、が1954年10月に完成させたリレー式計算機 FACOM 100から始まる。