C#(シーシャープ)は、アンダース・ヘルスバーグが設計したプログラミング言語である。構文はC系言語(CやC++など)の影響を受けている。構文以外は以前ヘルスバーグが所属していたボーランド設計のDelphiの影響が見受けられる。 謳い文句としては、マルチパラダイムプログラミング言語、型付け、命令型、宣言型、手続き型、関数型、ジェネリック、オブジェクト指向などといった要素が強調されている。 共通言語基盤 (CLI) といった周辺技術も含め、マイクロソフトのフレームワーク「.NET Framework」の一部である他、Visual J++で「非互換なJava」をJavaに持ち込もうとしたような以前のマイクロソフトとは異なり、その多くの仕様を積極的に公開し標準化機構に託して自由な利用を許す (ECMA-334, ISO/IEC 23270:2003, JIS X 3015) など、同社の姿勢の変化があらわれている。