番号記号(ばんごうきごう)またはナンバーサイン(英語: number sign)は、番号を示す数字の前に置かれる記号である。井桁(いげた)やスクエアとも呼ばれる。14世紀ごろ、古代ローマで重さの記号として使われていた lb に横棒を引いたものが、手書きのためだんだんと崩れて今の形になったと言われている。日本ではこの記号の代わりにヌメロ(numero, No.)を使って「ナンバー」と読むのが一般的である。 米国では前述の由来通り質量のポンドを表すのにも使われ、その場合は「パウンド」と読まれる。北米以外の英語圏では「hash(ハッシュ)」と読まれることがあるが、これは「切り刻む」という意味である。これら以外の読み方も存在する。 押しボタン式電話機には、数字に加えて # と (スターマーク) のボタンが置かれ、それぞれ特殊な用途に使われる。 絵文字スタイルでは以下のように表される:#⃣ 電話の「シャープダイヤル」や後述のなどのように、この記号は「シャープ」と呼ばれることがある。しかし、音楽記号のシャープ(嬰記号、♯)が五線譜から見分けるために、横線を右上がり、縦線を垂直に書くのに対し、番号記号 # は横線を水平、縦線を右に傾けて書かれる点が異なる別の記号である。

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  • 番号記号(ばんごうきごう)またはナンバーサイン(英語: number sign)は、番号を示す数字の前に置かれる記号である。井桁(いげた)やスクエアとも呼ばれる。14世紀ごろ、古代ローマで重さの記号として使われていた lb に横棒を引いたものが、手書きのためだんだんと崩れて今の形になったと言われている。日本ではこの記号の代わりにヌメロ(numero, No.)を使って「ナンバー」と読むのが一般的である。 米国では前述の由来通り質量のポンドを表すのにも使われ、その場合は「パウンド」と読まれる。北米以外の英語圏では「hash(ハッシュ)」と読まれることがあるが、これは「切り刻む」という意味である。これら以外の読み方も存在する。 押しボタン式電話機には、数字に加えて # と (スターマーク) のボタンが置かれ、それぞれ特殊な用途に使われる。 絵文字スタイルでは以下のように表される:#⃣ 電話の「シャープダイヤル」や後述のなどのように、この記号は「シャープ」と呼ばれることがある。しかし、音楽記号のシャープ(嬰記号、♯)が五線譜から見分けるために、横線を右上がり、縦線を垂直に書くのに対し、番号記号 # は横線を水平、縦線を右に傾けて書かれる点が異なる別の記号である。 (ja)
  • 番号記号(ばんごうきごう)またはナンバーサイン(英語: number sign)は、番号を示す数字の前に置かれる記号である。井桁(いげた)やスクエアとも呼ばれる。14世紀ごろ、古代ローマで重さの記号として使われていた lb に横棒を引いたものが、手書きのためだんだんと崩れて今の形になったと言われている。日本ではこの記号の代わりにヌメロ(numero, No.)を使って「ナンバー」と読むのが一般的である。 米国では前述の由来通り質量のポンドを表すのにも使われ、その場合は「パウンド」と読まれる。北米以外の英語圏では「hash(ハッシュ)」と読まれることがあるが、これは「切り刻む」という意味である。これら以外の読み方も存在する。 押しボタン式電話機には、数字に加えて # と (スターマーク) のボタンが置かれ、それぞれ特殊な用途に使われる。 絵文字スタイルでは以下のように表される:#⃣ 電話の「シャープダイヤル」や後述のなどのように、この記号は「シャープ」と呼ばれることがある。しかし、音楽記号のシャープ(嬰記号、♯)が五線譜から見分けるために、横線を右上がり、縦線を垂直に書くのに対し、番号記号 # は横線を水平、縦線を右に傾けて書かれる点が異なる別の記号である。 (ja)
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  • 番号記号(ばんごうきごう)またはナンバーサイン(英語: number sign)は、番号を示す数字の前に置かれる記号である。井桁(いげた)やスクエアとも呼ばれる。14世紀ごろ、古代ローマで重さの記号として使われていた lb に横棒を引いたものが、手書きのためだんだんと崩れて今の形になったと言われている。日本ではこの記号の代わりにヌメロ(numero, No.)を使って「ナンバー」と読むのが一般的である。 米国では前述の由来通り質量のポンドを表すのにも使われ、その場合は「パウンド」と読まれる。北米以外の英語圏では「hash(ハッシュ)」と読まれることがあるが、これは「切り刻む」という意味である。これら以外の読み方も存在する。 押しボタン式電話機には、数字に加えて # と (スターマーク) のボタンが置かれ、それぞれ特殊な用途に使われる。 絵文字スタイルでは以下のように表される:#⃣ 電話の「シャープダイヤル」や後述のなどのように、この記号は「シャープ」と呼ばれることがある。しかし、音楽記号のシャープ(嬰記号、♯)が五線譜から見分けるために、横線を右上がり、縦線を垂直に書くのに対し、番号記号 # は横線を水平、縦線を右に傾けて書かれる点が異なる別の記号である。 (ja)
  • 番号記号(ばんごうきごう)またはナンバーサイン(英語: number sign)は、番号を示す数字の前に置かれる記号である。井桁(いげた)やスクエアとも呼ばれる。14世紀ごろ、古代ローマで重さの記号として使われていた lb に横棒を引いたものが、手書きのためだんだんと崩れて今の形になったと言われている。日本ではこの記号の代わりにヌメロ(numero, No.)を使って「ナンバー」と読むのが一般的である。 米国では前述の由来通り質量のポンドを表すのにも使われ、その場合は「パウンド」と読まれる。北米以外の英語圏では「hash(ハッシュ)」と読まれることがあるが、これは「切り刻む」という意味である。これら以外の読み方も存在する。 押しボタン式電話機には、数字に加えて # と (スターマーク) のボタンが置かれ、それぞれ特殊な用途に使われる。 絵文字スタイルでは以下のように表される:#⃣ 電話の「シャープダイヤル」や後述のなどのように、この記号は「シャープ」と呼ばれることがある。しかし、音楽記号のシャープ(嬰記号、♯)が五線譜から見分けるために、横線を右上がり、縦線を垂直に書くのに対し、番号記号 # は横線を水平、縦線を右に傾けて書かれる点が異なる別の記号である。 (ja)
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  • 番号記号 (ja)
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