高血糖症(こうけっとうしょう、Hyperglycemia)とは、血中のブドウ糖(Glucose)の濃度が過剰に高い(血糖値が高い)状態を指す。通常、血糖値が10mmol/L(180mg/dL)以上からとされるが、15-20mmol/L(270-360mg/dL)あるいは15.2-32.6mmol/Lまで顕著な症状を示さないこともある。しかし125mg/dL以上の状態が慢性的に続くと、時間の経過とともに深刻な臓器障害が発生する。 「Hyperglycemia」の語源は、「ὑπερ-」(「過剰な」)、「γλυκύς」(「甘い」)、「αἷμα」(「血液」)、「-ία」(「抽象名詞語尾」)をつなげた言葉であり、それぞれギリシア語が起源である。