『北条五代記』(ほうじょうごだいき)は、三浦浄心が著した、後北条氏にまつわる話題を中心とした仮名草子・軍記物語。確認されている最古の版本は寛永18年(1641年)刊。万治2年(1659年)版が流布本で残存数も多い。ともに全10巻だが内容には改変がある。 『』と取り上げている話題が似ており、同書を参照して書かれたと推定されている。『』(改題本『北条五代実記』、現代語訳『小田原北条記』)は『北条記』と『北条五代記』を参照して書かれた別作品である。