慕華館(ぼかかん)または慕華楼(ぼかろう)は、中国皇帝の臣下であり、冊封国であった朝鮮の歴代の王が、中国皇帝の使者を迎えるための施設である。 「慕」は、朝鮮語で「サモハダ(思慕する)」=「心から愛する」、「華」は、中国であり、「慕華」とは、「中国を心から愛する」という意味であり、中国に対する事大・中国に対する服属を象徴する施設であった。