リベラル・アーツ(英語: liberal arts, ラテン語: artes liberales〔アルテス・リベラレス〕)または自由学芸、教養諸学、七自由科、一般教養、教養課程とは、「自由な知的探究のためのディシプリン〔規律・統制・学科〕の総称」とされている。『大学事典』の解説では、リベラル・アーツは古代ギリシアから続いており、中世の大学では基本的学識として「人文(学芸)学部(faculté des arts)」で学ぶべきとされていた。 近代以降、リベラル・アーツは主に中等教育で扱われるようになり、大学では稀(まれ)だという。アメリカ合衆国でリベラル・アーツは、リベラル・アーツ・カレッジや伝統的な私立大学の理念として続いているが、20世紀中頃からはむしろ市民統合のための「ジェネラル・エデュケーション」(一般教育)が試みられている。