マーチ・701 (March 701) は、マーチ・エンジニアリングが開発したフォーミュラ1カー。ロビン・ハードがピーター・ライトと共にデザインし、1970年から1971年のF1世界選手権に投入された。701は - 1969年のプロトタイプF3マシンのマーチ・693Pに続く - マーチの初のF1マシンであり、わずか3ヶ月で設計、製造された。 マーチ・701は公開された1ヶ月後の1970年南アフリカグランプリでレースデビューを果たした。合計11台の701が製造され、マーチはワークスで使用すると共に多くのプライベート・エントラントに供給を行った。701のデビューは成功し、マーチのドライバーは序盤4戦で3勝を挙げ、3つのポールポジションを獲得したが、シーズン中の開発不足が影響し、次第に戦闘力を失っていった。701は1971年にはマーチ・711に取って代わられ、1971年イタリアグランプリが最後のレースとなった。