1970年イタリアグランプリ (1970 Italian Grand Prix) は、1970年のF1世界選手権第10戦として、1970年9月6日にモンツァ・サーキットで開催された。 レース前日の9月5日に行われた練習走行でヨッヘン・リントが事故死してしまい、レースは台無しになった。リントは死後にチャンピオンを獲得した唯一のF1ドライバーとなった。レースは68周で行われ、フェラーリのクレイ・レガツォーニが3番手スタートから初優勝を挙げた。ティレルからマーチを駆るジャッキー・スチュワートが2位、マトラのジャン=ピエール・ベルトワーズが3位となった。