『ダブルドラゴン』(DOUBLE DRAGON、双截龍)は、1987年6月に日本のテクノスジャパンから稼働されたアーケード用ベルトスクロールアクションゲーム。国内ではタイトー、北米ではタイトーアメリカから稼働された。 核戦争後のニューヨークを舞台に主人公の「ビリー・リー」および「ジミー・リー」を操作し、暴力組織「ブラック・ウォリアーズ」に攫われた恋人の「マリアン」を救出する事を目的としている。前年の同社ヒット作『熱血硬派くにおくん』(1986年)の正統後継作として誕生し、ビデオゲームにおいてベルトスクロールアクションゲームというジャンルを確立させた。 開発はテクノスジャパンが行い、ブルース・リーを愛する開発者たちによって製作された。プロデューサーおよびディレクターはデータイーストから稼働された『ロードブラスター』(1985年)や同社の『熱血硬派くにおくん』を手掛けた岸本良久が担当、音楽は後に同社の『西遊降魔録 流棒妖技ノ章』(1988年)を手掛けた山根一央が担当している。 ファミリーコンピュータ版はゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にてシルバー殿堂を獲得した。